経営者の学びの場として色々な会があり、そこの会員として同世代の経営者や二世・三世と話す機会があります。なんと合名会社で七世がいらっしゃいました。創業は江戸時代じゃないか。

その中でも稲盛塾長の学びの場として盛和会がありますが、そこの勉強会はかなり厳しいですが面白いです。代を継いだとき200億の借金を背負いながらも乗り越えた方、熊本の震災で倒産の危機を乗り越えてきたかたなど危機を乗り越えてきた人のお話は軸がぶれずに太いということをひしひしと感じます。

一方で、二世・三世の発表が中途半端だとつるし上げられます。「稲盛哲学の真逆のことをしている。」、「今まで何を学んだんだ」、「業績を見て身震いがした、今すぐ帰って事業を見直すように」等々です。出席者は30人くらいいるのにです。確かに話してる内容が経営のテクニカルな方向に走ってしまっており、この人は会社をどうしていきたいのか分からない。代表権は付いているがトップとして背負っているものが感じられないとは思います。経営者にもいろいろいるなーと。でもその後の飲み会は後腐れないですよ。むしろその場では聞けないこともぶっちゃけます。

そんな機会に恵まれてますが、総じて経営は答えがないと思います。会社の事業も規模も違うし、そもそも経営者となる経緯も人それぞれ。今は良くても10年、20年後はどうなっているかその時にならないとわからない。税理士の業界は直接には経営に携わりませんが、経営者の理解者になるというのは物凄く大事だとつくずく思います。それができないで事業承継コンサルをしていては表層的な仕事で終わってしまうと。また身を引き締めてきます。