税理士試験の合格発表がありました
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今年は12月18日(金)が税理士試験の合格発表日でした。
例年、税理士試験は年1回8月にあり、合格発表は12月です。合格科目が5科目に達する方は官報に記載され、その他の受験生は郵送で結果が届きます。
税理士試験は難関試験の一つといわれています。経験から大変さをまとめました。
試験の概要
税理士試験を合格して税理士になるには、5科目合格する必要があります。
会計科目の簿記論と財務諸表論の2科目は必須科目であり、税法科目は法人税法・所得税法のいずれか、消費税法または酒税法・相続税法・国税徴収法・住民税または事業税・固定資産税の中から3科目を選択します。
試験は一科目ずつ受験でき、一度取れば期限はなく、一生有効です。内容は計算と理論で基本的に筆記です。
税理士試験の大変さ
レベルの高い他の受験生に勝たないと合格できない点と、受験が長期化しがちな点が大変な試験だと思います。
多くの受験生は1年に1科目~3科目にしぼって受験するため、受験生の習熟度が高くなる傾向にあり、合格するのは受験者の上位約10%です。
上位約10%に入るには、知っているレベルでは受かるのは難しく、計算は考えることなく手が動くようにし、理論は法律の条文の要点をまとめた文章は丸暗記をして挑みます。
他の受験生より頭一つ抜けられないと、合格できない点が難しいのだと思います。特に税法科目が合格できずに何年も受験を続ける方も多いです。
受験のメリットとまとめ
大変でも勉強していてよかったと思うのは、やはり仕事をしている時です。勉強した科目や合格科目も増えていくと年々全体像がわかるようになり、仕事の幅も広がっているので、うれしく思います。
税理士が納税者に代わって電子申告とともにダイレクト納付の手続きまで行うこともできます。
また、税理士は勉強し続ける職業です。
税理士試験で受けない税法科目や、税法以外にも会社法や民法など色々な法律がからみ、お客様の事業の内容や内情を理解することも不可欠ですし、新しい制度が始まることもあれば、税制改正も毎年あります。
日常的に勉強する習慣と、内容や計算を理解し覚えるスキルを磨くのは、今後の仕事で役に立つのではないでしょうか。
<参考サイト>
【国税庁】税理士試験
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