vol.29 沖縄の分譲ホテル コンドミニアムが熱い<br>~別荘プラス収益、でも出口は?~

1.沖縄は「ハワイ」になるか?

ホテルコンドミニアム(以下、ホテルコンド)といえば、日本人に人気のあるハワイが浮かびます。ホテルコンドは、ホテルのような施設を有しながら、部屋にはキッチン等の自炊ができる設備があり、マンションのように過ごすことができるものです。
ホテルコンドが成り立つエリアとしては、一年を通じて気候が温暖で、観光、遊び、飲食等のスポットが充実しており、リピーターが多く訪れることが条件となりますが、まさに、沖縄は日本の中でも数少ない条件を満たしたエリアかもしれません。
日本でありながら本土にない異国情緒があり、一年を通じて様々な遊ぶ環境があり、日本国内だけではなくアジアを中心に海外からの訪問客を呼び込む魅力がたくさんあります。

2.分譲ホテルコンドとは

分譲ホテルコンドは、ホテルコンドの一室を投資物件として分譲するもので、物件オーナーは、自分が利用したい時は利用し、利用しない時はホテルとして賃貸にまわすことができます。つまり、家賃の入る投資物件であると同時に、別荘としての利用も可能というものです。なにより、気分的にもなんだかリッチな気分にさせてもらえます。

3.すでに価格は上がり気味

分譲済の物件や今後分譲される予定の物件もありますが、すでにそれなりに値上りをしているようです。現状では、投資金額に対する家賃の実質利回りは年1%~3%程度で、投資物件としては少し利回りが低いのですが、別荘としての利用を考えると決して悪いものでもなさそうです。

4.心配は?

物件はホテルとして利用されますので、他のホテルとの競合や設備更新等のコストにより、予定利回りが低下するリスクがあります。また、出口である売却時の価格も気になるところです。やはり、ホテルとしての立地、設備、ブランド力等による集客力の良し悪しが、物件価値を左右しそうです。

(著:辻・本郷 税理士法人 理事長 徳田 孝司)